腰の痛みを訴える病気にはいろいろありますが、一般的には「背骨に原因があって起こるもの」と「内臓の病気が原因で起こるもの」に、大きくわけることが出来ます。中でも一番多いのは脊椎の変形によって神経が圧迫されて痛みが起こる「脊骨の老化による変形」があり、そのほかに「椎間板ヘルニア」や「脊椎関節症」があります。いわゆる「ギックリ腰」はこれらの病変が急激に症状をおこしたときにしばしばみられます。

痛みが出て１～２週間の急性期では、神経ブロックで比較的容易に痛みがとれます。さらにこの時期を過ぎても痛みが消失しないときは、早目にペインクリニックを訪ねて下さい。
急性の腰痛に対しては、神経ブロック注射やレーザー照射をおこないます。